東京・世田谷区の二子玉川駅からほど近くに2013年に開園した「帰真園」。作庭家・高﨑康隆先生とともにこの庭園の施工現場から立ち会ってきた代表ですが、庭園にて実施される体験プログラム「初夏に香る・想う~帰真園で香りさがし~」にて講師を務めました。プログラムは、帰真園内に再現移築された旧清水邸書院を会場として、書院内に漂う畳や木造建築のどこか懐かしい香りを拾うところからスタート。平安時代から受け継がれる私たちの香りの感覚、庭園植栽と香りとの関係や「香り風景」についてお話しし、後半は参加者と帰真園の香り探しのフィールドワークに出かけました。ラストは園内で収穫した「クマザサ茶」で一服。「帰真園」の香りを大いに楽しんでいただけるプログラムを設計しています。